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平等と不平等、、目先と将来、、

2015/10/16
しばらく秋晴れが続いた東京でしたが、金曜には一転曇り空と小雨、、
肌寒い空気:-)
晴れの予報だった今日も曇り空で寂しいお天気、、。

NHKの「うまいッ!」を見て下さった方から連絡を頂いたり、、
ありがとございましたm(_ _)m
この番組に出たので、、すっかりhubbyは落花生の研究者ということになってしまいましたが、、落花生だけではなく、、大豆や米なども頑張っています。
もともと試験管やラボラトリーだけで済む研究ではないので、畑に出る事が多くて夏場は泥だらけになって帰ってくる日も結構あります。今の大学は本当に予算が無くて、研究費も物凄い早さで減っていますので、草刈りばかりをして過ごす日ですらあります。畑で使う壊れた機材の購入費用も出ない。
昔の大学の先生は待遇もスゴク良かったし、研究する時間ももっとあったのに、、今ではすっかり変わってしまいました。何十年もお給料の体系も変わっていない、、物価だけは変わってるのにネ、、(^_^;)
確かにすぐにお金を生む様な研究をする人にはお金が出てはいますが、なんといってもパイがどんどん減っている。全体に国がかける研究費は恐ろしいくらいに少ないのです。本当に恐ろしい、、。
今までに無い様な新しい考えの基に研究しようとする人には全くもう、、全然研究費が出ない。でも研究ってホントは新しい考えを生むためのはずなんだよね、、、。

この1週間、、すっごく忙しい毎日でした。というのは、、
今は退官されていますが、hubbyの研究室にいらした先生が今年の春に叙勲されて、、その祝賀パーティーが10日土曜日にあったんです。
発起人代表がhubbyでしたので、準備も忙しかったのですが、、
それより、中国からそのパーティーに駆けつける方々がいらして、、仲良しの方々ばかりでしたから、、家に来て頂いたり一緒に出掛けたりする機会がとても多くなってしまいました。
新疆からOさん、北京からOさん(中国にはOさんだらけ)、瀋陽からJさん、南京からDさん。
日本や中国でそれぞれの方によく会いますが、一斉集合は珍しくて、、楽しい一週間でした。

叙勲された先生が研究室にいらした頃、学生だった方々ですが、実際に色々な面倒を見たのはhubby。なので、その先生以上にみんなhubbyに親近感と感謝の気持ちを持っている事が分かります。hubbyは口数も多くないし社交的ともいえないですが、よい形で人と人を結んで、輪を作り、彼らがまた輪を広げていってる。自分が自分がと主張する人が多い中で、hubbyはまるで違う。ちょっと損をしてしまうかもと心配することもあるけど、もっと深いところで考えたらとても素敵な事。きっと素晴らしい道が見えてくるはずと信じています。

さっき書いたように研究費がほとんどない日本ですから、hubbyの様な、大面積での作物の収量に関する研究は無理。なので、今では瀋陽で落花生の、新疆で点滴潅漑に於ける水稲の、黒竜江省で大豆の、共同研究をしています。

中国の研究費にかける金額を聞くとその驚きは半端ではありません。農業の研究への投資もすごい。一つの大学の一つの研究プロジェクトを実行する研究者に対して何千万元、等という話は普通によく聞くことです。たとえば6千万元としたら、、日本円にして1億2千万近い、、。
この間聞いた話では、、3億元、、つまり日本円で60億円、、いったい何の研究、、お金どれだけかかるの?小さな国の国家予算並みぃ、、お金に物を言わせてるねぇ〜。

1年に何度も中国に行って色々な話を聞く機会のある私達ですが、この1週間もっと親しく一緒に過ごすことで、その理解はより深まった気がしています。

今回は、、平等と不平等についていろいろ考えてさせられました。
今の日本はあらゆる所で何に対しても平等に平等にと言います。とても素晴らしいことですが、本当にそうなっているでしょうか、それに本当にそんなことが出来るのでしょうか。男と女のことにしても、特性は違うからその役割も違う。もっと言えば人は一人一人違うから特性も役割も違って良いはず。それを紋切り型の平等精神に当てはめてしまうのは問題だし、どうやったら、それぞれを生かす良い意味ので平等になるのかを考えたら、、すごく難しい。

中国は、不平等の国です。共産党が政治を司っていますが、どこに皆で分け合う精神があるのだろう?街を歩けば、酷い障害を持った人が地べたに寝て、物乞いをしている。地下鉄の中でも家族か誰かに引きずられて物乞いをする身障者の人をよく見かけます。しかもその傷害の有り様が、とても辛い。手足が無い人や目が見えない人は言うにあらず、顔がぐちゃぐちゃになってしまっていたりして、見る事が出来ないほどです。こんな人がどうやってこの場所に来たのか?と疑問に思う。どうやらマフィアのような親玉がいて、そういう人を運んできてお金を稼がせているのだそうです。社会保障がまったく機能していないわけです。
何が悪いわけでも無く、ある確率で傷害を持った方は生まれます。防ぎようのない事故だってある。今自分が五体満足でいられるのはその確率に入らなかっただけ。私達は助け合わなければならないのです。
それに中国の所得格差は尋常ではありません。貧しい地域の農家では、一年に一度くらいしか両親に会えない子供達がいます。出稼ぎに出ている親の顔を忘れてしまう事もあるでしょう。田舎の町の農民の暮らしをみるとたとえ黒竜江省などの豊かな所でも街に住む富裕層の暮らしとはかけ離れています。

日本の国が教育にお金をかけなくなって久しい。それが大きな問題を呈するまでもう10年かからないようにも思う。恐ろしいことです。
江戸時代から続いてきた教育基盤の理念が、敗戦後の日本をここまで繁栄させて動かしてきました。津々浦々まで届く基本的な教育、更に一歩進んだ教育は道が狭かったけれど大きな意味がありました。
今では誰もが望む高等教育が当たり前になりました。でも、と思ってしまうのです。大学を増やして皆幸せになったのかな?増やした大学にあてる予算がもうこの国には無いらしい、、本当でしょうか?
世間では誤解されているようですが、、いつの間にか研究はその人の志だけが頼りになりました。でも気持ちだけでは続かない。もちろんお金だけでも続かない。このままでは研究者という職に対する魅力が減っていくでしょう。新しい未来を切り開くはずの研究者のレベルも下がっていくでしょう。本来最も大切な農業に関しては特にです。恐ろしいことです。
日本人はみんなが全てにおいて平等に平和に生きる道を守りの体制で歩きたいと思っている。確かに日本人の性格に合っているかも知れない。貧しくとも心豊かに過ごす、、物が無くても、電気さえ原発を廃止するといった節電のレベル以下に少なくなったとしても、、穏やかであれば、、。
でも本当にそれで良いのかな?出来るのかな?
原発をなくすための節電やよい意味での節約は進んで出来るけれど、本当に物が無くなり便利が無くなる事に対して胸を張って大丈夫と言い切れない自分がいます。
そして少なくとも政府や大企業はそんなことも何も考えてもいない様に感じる。目先の事、自分のいる時間内のことだけ。軍事力を増やす前に国を真の意味で強く高めていく方法はあるはずだと思うのです。でもこのままでは今のこの豊かさを次の世代へ続けることは難しい。そして平等すらもどんどん無くなり始めています。世界を見習って、、世界のどこにでもある格差社会の国を作ろうとしているのですから、、、。

今の中国では、以前の問題のあった研究者達が年齢と共に減って(文革後の悪しき習慣を引きずった研究者がまだ20%ほど残っていますが、それも毎年どんどん減っている)、海外で勉強をしてきた人やちゃんと研究していこうとする人がどんどん増えています。論文の数もうなぎ登り、、多いだけが良いのでは無いですが、数ありゃ当たる、ではありませんが、間違いなくすぐれた研究も増えていく。研究費は桁が違うし、そこに魅力を感じる人も多い。平等で無い国は国策のためにお金を動かしている。今かけるべき現実の大きな問題、貧民層の事よりも、国の強い将来を見据えて動いている。

そんな時、、あと何年先かな?と思う。
様々な研究において私達の国を追い越していく日はすぐそこに来ている。
今はまだまだノーベル賞を輩出しているこの私達の国を、、。
ほんの数年前まで、中国の研究のレベルに対する批判の声も聞こえていたのに、今では、、。
相対的な人々の暮らしのレベルが今の日本の様になるにはもっともっとかかるとは思いますが、、。

国際競争力、などという言葉は苦手です。もともと競争するのが苦手な私なので。でも、、なんだかとても怖い気だけはする。私達の未来を作る教育なのに、目先のことしか考えない政策を目の当たりにすると、、。

平等を目指した国は、目先ばかりを見て格差社会へと進んでる。本当は、深い意味で平等の感覚を身につけ未来を見据えないとならないだろうに、、。
不平等の国は、現実の格差社会を見ず、将来の強い国を目指し進んでいる。本当は、今の見据えて真の豊かさを考える必要があるだろうに。

どちらにしても、どうやってバランスを取っていくのか、、
とても難しい問題です。

いろいろな人に会っていろいろな話をすれば、
いろいろ思う事が多くなってしまいます。
ホントは難しい事、何も知らないのに、、
すっごく偉そうなこと、、書いてしまった、、(^_^;)
ただただ、、同じこの一つの小さな美しいな星に住むみんなが、それぞれの幸せを見いだせたらどんなに良いだろうと思っています。

9月に行けなかった中国へ23日から10月最後の日まで行ってきます。
hubbyの研究室にミャンマーの学生さんが短期で勉強に来ているので、来週中程までには我が家に来てもらって日本の家庭料理を食べてもらおうと思っています。

今年の10月は慌ただしく過ぎています。

また書きます。
どうぞ覗いて見て下さい
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久しぶりのライヴ♪♪です!!
wakako's cookin' Music vol.4♪
2015年12月10日(木)
open18:00 start19:00
「紙ひこうき」
札幌市中央区南1条東2丁目7水協ビル1F tel.011-221-9737
再び映像付きライヴ♪です(^_^)v
詳細は、

※2015年10月23日〜10月31日まで
中国、北京〜安徽省合肥〜南京〜
蘇州〜南京〜北京
※2015年8月7日〜8月18日まで
中国、北京〜黒竜江省大慶〜北安〜
哈爾浜〜北京
※2015年5月22日〜6月3日まで
中国、北京〜黒竜江省佳木斯〜北京
旅の日記は

2015年you-tubeアップ
Floating moon on Peshawar
2015new edition

Kitchen Music♪

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黒竜江・紅い真珠
Childhood幼き日々~セピアの頃
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